Lexusがある生活

Lexus NX300 F Sport インプレッション エンジン編

2019-08-03

レクサスNX 300 F Sportが納車されて200Kmほど走ったので少し印象を書き残しておきたいと思います。

Audi Q3からの乗り換えですので、Q3との比較も少し入れながら印象を書いておきます。

今回はエンジンまわりを中心にまとめてみました。

 

 

NX300 を気持ちよく加速させるエンジンは優等生

NX300は2リッター直列4気筒直噴ターボが積まれています。

インジェクターは筒内直噴と吸気ポート噴射の2つを備えており、ツインスクロールターボチャージャーと吸排気のバルブ開閉タイミングを最適化するデュアルVVT-iを採用しています。

デュアルVVT-iはトヨタで20年ほど前から使われていて、コンパクトカーから上位クラスの車種まで幅広く採用されています。

燃費向上と高出力、低排出ガスに貢献しています。

 

ドライブフィーリング

さて、運転したときのフィーリングですが、ターボではありますが普通に運転していてターボ特有のラグを感じることはほとんどありません

まだあまり踏み込むような運転をしていませんが、日常の運転で不満があるほどのラグは感じられませんでした。

気持ちよく加速し、フィーリングもいい感じ。

 

Audi Q3はアクセルコントロールを間違えるとドッカンターボのようになります。

踏み込んで一息おいてからグッと加速をするような感じです。

しかもこのアクセルワークがかなりセンシティブ。

アクセルワークでうまく加速させれば、かなりトルクフルな加速を楽しめたのですが、その扱い方にはコツが必要といった具合でした。

 

NX300は普段の運転範囲ぐらいであれば、どの速度域でも回転数でも不満のないトルク感がありますし、スムーズに回って加速していきます。

さすがにどこからでもトルクがもりもり湧いてくる、というほどの感じはありませんが、フラットなトルクには感心させられました。

出だしの静かな加速はやはりハイブリッドのNX300hに軍配が上がります。

 

NX300hは滑るように加速して知らなうちにスピードがでている感じでした。

ただ、こちらの記事にも書きましたが、速度がある程度上がってくると苦しそうなエンジン音が車内に漏れてきてしまう印象がありました。

NX300h(ハイブリッド)の試乗についてはこちらの記事にまとめていますので、よろしければどうぞ。

 

NX300はハイブリッドではないので、加速の時点でエンジン音が車内に入ります。

ただし、その音量は小さく、静かな空間を保ちつつ加速していきます(ノーマルモード、Ecoモードの場合)。

一定の速度になりエンジンの回転数が落ち着くと車内はとても静粛な空間になります。

Audi Q3に初めて乗ったときにもその静かさに驚きましたが、NX300 はさらにもう1段静かな印象です。

エンジン音が入らないようにきっちり遮音されていますし、風を切る音など車外の音をシャットアウトしています。

デメリットとしては、緊急車両の音に気付きにくいというところでしょうか。

ITS Connectには緊急車両接近を通知する機能があるようですので、こういったものが普及することが望まれます。

 

アイドリングストップからのリスタート

アイドリングストップはNX300にももちろん付いています。

Audi Q3にもアイドリングストップは付いていました。

燃費向上に貢献してくれるので積極的に使いたいところですが、エンジンリスタートがイマイチでした。

Q3の場合再始動時は不快な振動があり、しかもその振動の大小にばらつきがあったのです。

この振動の大きさ、そしてそのばらつきがストレスになることもありました。

NX300もエンジンがオンになるタイミングで音と振動が発生しますが、2リッターのガソリン車としてはそれらのノイズは抑えられているほうでしょう。

振動も音もそれほど気になりません。

もちろん、機械の精密さをアピールするようにばらつきもありません。

車内の静寂性向上にも一役買っているので、NX300はアイドリングストップ機能はオンのままで問題なさそうです。

 

[ 注意 ]

ここに記載したことはすべて素人の感想です。

間違ったことを書いていることもあるかと思いますが、そのあたりはご容赦ください。

 

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