維持/メンテナンス

車内を除菌する方法【でも油断はNG】

新型コロナウイルスの影響もあり、車内を除菌したいという方も多いと思います。

インフルエンザなども心配ですからね。

特に車に自分だけでなく家族や第3者が乗る場合は注意が必要です。

ただし、除菌したからと言っても油断はできません。

本記事では車内の除菌の方法と注意点についてまとめています。

 

 

車内の除菌方法

結論から言うと、車内を除菌するためには

  • 除菌するための道具
  • 除菌する場所

について正しく把握しておきましょう。

また、そもそも「除菌」がどういう意味であるかも理解しておかなければなりません。

詳しく解説していきます。

 

車内を除菌するための道具

まずは自分自身を保護するために手袋とマスクを着用しましょう。

できればゴーグルも用意したいところです。

次にアルコールとクロスを準備します。

除菌スプレーからそのまま車内に吹きかけると、思わぬ範囲に飛び散るので、クロスに吹きかけてから車内を拭き上げていきます。

ただし、車のハンドルなどにレザーが使われている場合は注意が必要です。

数回程度では問題ありませんが、日常的にアルコールを使うことは劣化を早めることになります。

厚労省のサイトによると界面活性剤を含む住居用洗剤が有効であると書かれています。

アルコールの代わりに台所用合成洗剤を1Lの水に対して5〜10mL加えて薄めて使いましょう。

 

車内で除菌すべき場所

では車内のどこを除菌すれば効果的なのでしょうか。

日産自動車が推奨する除菌箇所チェックリストによると、

  • ハンドル
  • 鍵(インテリジェントキー含む)
  • 車外のドアハンドル(前後左右)
  • トランクのドアハンドル
  • 車内のドアハンドルとドアトリム
  • 始動ボタンまたはエンジンキー周り
  • ルームミラー、サイドミラー(背面や縁も)
  • エアコン吹出口
  • シフトレバー
  • ウインカー、ワイパーレバー
  • シート調整ノブ(またはスイッチ)
  • センタークラスターおよびスイッチ類
  • センターコンソールとアームレスト
  • シートベルトおよびバックル
  • パーキングブレーキサイドブレーキおよび解除レバー

が挙げられています。

項目が多いですが、人が触れるところは原則として除菌してあげれば良いということになります。

そうは言っても見落としがちなところもありますので、チェックリストを使用することをおすすめします。

 

「除菌」したから大丈夫、という訳ではない

そもそも除菌とはどういう意味でしょうか。

滅菌、消毒、殺菌、除菌など、菌を減らすことを意味する言葉はいくつかありますが、これらの違いを知っておくことが重要です。

まずはこれらの言葉を整理してみたいと思います。

滅菌

滅菌は、有害・無害を問わず、すべての菌(微生物やウイルスを含む)を死滅・除去することです。

もっとはっきり言うと、菌や微生物、ウイルスの残量が100万分の1にならなければ滅菌とは言えません。

消毒

次に消毒ですが、これは病原性のある微生物を死滅・除去させて害のない程度にすることを意味しています。

菌が消滅していなくとも無毒化できれば良いという考え方です。

消毒は薬事法で医薬品または医薬部外品にのみ使用することが認められています。

殺菌

殺菌は、細菌やウイルスを殺す効果のことですが、どれだけ死滅させるかに明確な定義がありません。

どんな菌の種類でも、菌を少しでも殺せれば殺菌と表現することができます。

殺菌も滅菌と同様に医学品および医薬部外品にのみ使用が認められています。

除菌

ではこの記事でとりあげてきた除菌の定義は何でしょうか。

除菌は菌を減らす効果のことを指しています。

どの程度菌を減らさなければならないとか、そういった決まりはありません。

少しでも菌を減らすことができれば除菌と謳って良いことになります。

薬事法上、仮に殺菌や消毒効果があっても「殺菌」や「消毒」という言葉が使えないので、除菌という言葉を使っている商品が多いのです。

 

注意点

車内を「除菌」することはできますが、市販の除菌製品で完全に菌を死滅させるようなことは難しいでしょう。

いくら丁寧に作業しても、除菌はできているかもしれませんが、滅菌や消毒はできていないことがほとんどのはずです。

車を運転した後はうがい、手洗い、手の消毒を疎かにしてはいけません。

また、他人の車に乗るときはマスクを着用して飛沫を飛ばさないようにするなど防止策を取っておくことが重要です。

 

 

まとめ:除菌はできるけど油断してはいけない

車内を除菌する方法について解説してきました。

除菌はできますが、菌を完全に死滅させることは困難です。

除菌したからと言って油断することなく、うがい・手洗い・消毒は忘れずに行いましょう。

また、他人の車に乗るときは飛沫を飛ばさないようにマスクを着用するなど、感染拡大防止策を取るように心がける必要があります。

-維持/メンテナンス

© 2020 No Car, No Life!!