レクサスの購入を検討している方はレクサスが値引きしないということを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
本当に値下げなしで買わなければならないのか、お得に購入する方法はないのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実際に購入してみて分かったことをここでは書いていきたいと思います。
また、僕も実践したお得に買う方法(怪しい方法ではありません)はありますので詳しく紹介していきます。
レクサスは値引きなし?
結論から言いますとレクサスは車体価格からは値引きしません。
これは本当です。
LSだろうがESだろうが、RXでもNXでも同じです。
どんな車種であっても値引きはありません。
端数を切るぐらいのことはやってくれますが、それ以上は望めないでしょう。
ただし、ディーラーによってはディーラーオプションの一部を値引きしてくれることはあるようです。
それに、ガソリン満タンで引き渡しなどのちょっとしたサービスが付いてくることもあります。
と思われるかもしれませんが、お得に買う方法はありますので安心してください。(詳しくは後半で書いています。)
ここからはちょと例外的な話ですが・・
2020年7月の報道によると、新型コロナウイルスの影響を考慮して一部の車種は新車価格を5万円〜10万円値下げする方針を打ち出していますね。
実際のところは販売奨励金という形でトヨタから販売店に対して値下げの原資を渡しているものと思われます。
一切値引きをしてこなかったレクサスですので、新車価格から値引きするという対応は異例中の異例です。
これはレクサスを狙っている方には今がチャンスだと思います。
レクサスが値引きしない理由とは?
そもそも、レクサスが値引きしない理由は何なのでしょう?
安易に値引きするとプレミアムブランドの価値が下がるから?
それも一理あると思いますが、値引きしない理由は結果的にはオーナーのため、ということだと考えています。
値下げしないのがオーナーのためというのは、ちょっと矛盾しているように思えますので詳しく説明していきますね。
個人的な見解ですが、値引きしない理由のひとつに中古車市場の価格維持の側面があると睨んでいます。
レクサスのリセールバリューは欧州の高級車と比較しても高い水準をキープしています。
値崩れを起こさないようレクサスが中古車の買取価格を買い支えているものと推測できます。
このように、新車価格の維持、中古車の買取価格を高くする、という戦略で中古車の価格を維持しているものと思います。
もし、新車価格を大幅に値下げするようなことがあれば、中古車の価格もそれに連動して下がってしまいます。
これと真逆の戦略をとっているのがBMWです。
新車価格をバンバン値引きして新車の販売促進に力を入れています。
そうすると、中古車市場は値崩れを起こします。
BMWの場合、中古車で買うとお得なケースが多いです。
オーナーにとってはリセールバリューが高いほうが良いに決まっているので、安易な値引きがないということは結果的にはリセールバリューが良い車であると安心して購入することができるということになります。
リセールバリューが高いほうが残価設定型のローンで購入するときもオーナーの負担が軽くなりますしね。
【実証済み】値引き交渉術
では値引きがないということはディーラーの言い値で買わなければいけないのでしょうか?
実際のところはそうではありません。
結論から言うと、「買い換える」場合は今乗っている車を下取りに出しますが、この買取価格を市場価格よりも少し上乗せしてもらうという方法です。
新車価格の値段は下がっていませんが、客が支払う金額は減る訳ですから事実上の値引きと言えます。
メモ
ディーラーによっては特定の他社からの乗り換えの場合は顧客争奪戦略でさらに上乗せがあるようです。
実際に僕もドイツ車に乗っていましたが、他社からの乗り換えを促進しているとのことで、思っていたより高値で買い取ってもらいました。
つまり、下取り価格をできるだけ高くしてもらい、この事実上の値引きをどれだけ引き出せるか、という交渉が重要になります。
交渉前の準備がすべて
交渉においてはどれだけ準備できているかでほぼ決まります。
ディーラー相手に巧みな話術をもって交渉する、なんてことは必要ありません。
準備をしっかりしておけば、話は簡単に進みます。
どはどうのような準備を事前にしておけば良いのでしょうか?
ポイント
最も重要なことは、ディーラーに高値で下取りしてもらうために自分の車の正しい市場価値を把握しておくことです。
仮にレクサスディーラーが200万円で下取りしますと言ってきても、他社では220万円で買い取ってくれる可能性だって十分にあります。
この場合は、レクサスに対して他社は220万円で買い取ってくれると具体的な数字を引き合いに出し、下取り価格の上乗せ交渉をするというのがお得に購入するための方法です。
と考えて、適当に250万円と言っておけば大幅な値引きが期待できるな、と思う方もいらっしゃるかもしれませんがそれはオススメしません。
相手はプロなわけですから、現実からかけ離れた下取り金額を言ってもすぐにバレます。
「高いがあり得ないこともないか・・ギリギリがんばった査定額だな」、とディーラーに思わせる絶妙な査定額を提示することがポイントです。
実際に私の場合もこの方法で、最初に提示された下取り価格よりも数十万円高い金額でディーラーに買い取ってもらうことができました。
交渉準備の方法とは?
ではどうすれば「ギリギリがんばった査定額」を知ることができるのでしょうか?
それは、自分の車の市場価値を正しく把握することであり、そのためには複数の買取業者に査定してもということです。
ところが、複数の買取業者に自分で連絡していると手間がかかります。
電話やWebで依頼して、現物確認の日程を調整して、立ち会いのもと現物確認をして、ようやく1社査定価格を知る・・これを何回も繰り返すのは想像するだけでうんざりしますよね。
そこで、一括査定のサービスを活用して複数社から同時に価値を査定してもらうのがおすすめです。
しかも無料で査定してもらえますので、やらない理由はありません。
と思った方、その行動力はすばらしいですがちょっと待ってください!
ポイント
一括査定サービスによっては査定を依頼すると各業者からしつこい営業の連絡が来る場合があります。
これは私がやってみて分かった失敗なのですが、電話が鳴り止まず対応にムダな時間を使ってしまいました。
さらに実車確認しないと見積もり金額が出ないと言い出す業者もおり、査定額を比較するために複数社と時間を調整するハメに・・
時間を節約するために一括査定サービスを使ったのに、結局面倒なことなってしまいました。
ということで、一括査定を依頼する場合は会社選びを慎重に行うようにしましょう。
手軽に最高査定額を知りたい場合は、MOTAがオススメです。
こんな方におすすめ
- 複数社の見積もりの中から最高査定の会社をすぐに知りたい
- 電話対応に追われるのは嫌だ
- 面倒な価格交渉を何回もやりたくない
という方に向いています。
申込日の翌日18時までには実車確認なしで最高査定の会社がわかるというスピード感に加え、交渉は高額査定を出した3社だけなので電話対応に追われる心配もありません。
もちろん、一括査定は無料でやってもらえます。
もし査定額に満足したり、レクサスディーラーが下取り価格を引き上げないような場合は、ディーラーではなく業者にそのまま売ってしまえば良いだけなので、特に損をすることはありません。
まとめ
レクサスの値引き事情について解説しました。
残念ながら値引きはありません。
しかし、そのおかげで中古車市場は値崩れしていません。
結果的に、レクサスを買っても手放すときに高値で売却できることになり、オーナーはお得になります。
ただし、事実上の値引きとして、下取りの車を高めに買い取ってくれるケースがあります。
下取りでできるだけ高く買い取ってもらうためには、事前準備がすべてです。
事前に自分の車がいくらになるのか、適正な市場価格というものを調べておき、ディーラーと交渉するのが一番良い方法です。
一括査定で一番高値を付けてくれるところを探してみましょう。
手軽に最高査定額を知りたい場合は、MOTAがおすすめです。
高額査定を出した3社にし絞って査定を進めることができますので、時間を節約しつつ最高査定を提示してくれる業者をすぐに知ることができます。