メルセデス・ベンツのG350dはGクラスの中でも人気のグレードです。
新型も発売されたことで、2018年まで販売されていた旧型の中古車を狙っている方も多いのではないでしょうか。
中古車の検索ってWebサイトを見ればすぐにできますが、走行距離や年式が違っていて簡単に比較することができずに、どのぐらいの相場なのか簡単には分かりませんよね。
そこで、中古車市場に出回っているG350dグレードのうち、ロングディーゼルターボ4WDモデルのすべての個体について、価格を調べて解析してみました。
これからG350dを買おうとしている方はもちろん、すでに所有している方で売却を考えている方にとっても有益な相場情報です。
お役立ち情報:G350d の支払いを月々約2万円安くするには?
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メルセデス・ベンツ G350d の中古車の相場
メルセデス・ベンツのGクラスは長年にわたり高い人気があります。
変わらない独特のスタイルは古臭い感じはなく、むしろ角張った特徴的なスタイルは個性的で憧れの的でもあります。
販売年数が長いだけに多くのグレードが発売されているのですが、なかでも高い人気を誇るディーゼルに絞りました。
ディーゼルの中でもロングディーゼルターボ4WDというモデルが中古車市場に出回っている数が多いので、こちらについて詳しく調査してみました。
グラフの縦軸は走行距離、横軸は年式で、ボックスの中はそこに分類される車両の価格の中央値を示しています。
価格が高いほど赤く、低ければ青く塗りつぶしています。
白っぽい色は中間ということになります。
縦軸の見方ですが、1.0と書かれているところには、1万Km以上1.5万Km未満の走行距離であることを意味しています。
現行のG350dはモデルチェンジされていますが、ここで扱うのはその前(旧型)のG350dです。
したがって、年式が2018年までしかありません。
旧型でも最終年は1,000万円超え
さてデータを見てまず気付くのが最終年の2018年は軒並み1,000万円超えと高い人気があることが分かります。
現行のG350dと大差ない価格に驚きました。
新車販売価格は約1,070万円ですから、新車と同等かそれ以上の価格で売られていることが分かります。
Gクラスは人気があることもあり、新車で購入すると納車までに時間がかかります。
中古車の場合は現物がありますので納品までにそれほど時間がかかりません。
このような理由もあって、程度の良い個体は高値で取り引きされているようです。
3年落ちでようやく1,000万円を切る
3年落ちの2017年でようやく1,000万円を切る価格帯に入ってきます。
2017年の3万Kmで938万円です。
新車販売価格は約1,070万円ですので、新車価格の約88%の価格で販売されていることになります。
88%というのはすごい数字です。
人気の高さがうかがえます。
4年落ち4万Kmぐらいでようやく800万円台に入ってくるようです。
このグラフを見る限りでは、4年落ちの4万Kmや4.5万Kmの個体がやや安めに設定されていることが分かります。
もちろん、オプションの違いやボディカラーなどで価格が違ってきますので、一概に絶対的にお得とは言えませんが、他と比較すると相対的に低めの価格設定であることが分かります。
このあたりの価格帯の個体は狙い目かもしれません。
まとめ
見た目が大きく変更されず、高い人気を誇るGクラス。
中古車でも高値で取り引きされていて、新型が発売されて旧型となったG350dロングディーゼルターボ4WDですがまだまだ高値を維持しているような状況です。
高くて手を出しづらい状況ですが、逆に売るときのことを考えると大きく値崩れしないとも言えます。
5年落ちの7.5万Kmという過走行気味の個体でも778万円で売りに出されているぐらいですから、リセールバリューも高いようです。