運転時間の有効活用

車でWiFiを使う方法

2020-10-08

車の中でWiFiを使いたいと思ったことありませんか?

スマホを使ってしまうと、通信量が気になりますよね。

ストリーミングの音楽を聞いたり、同乗者がYouTubeなどの動画を楽しむ場合は、WiFi環境があると便利です。

車に適したWiFiというのはあるのでしょうか?

実際に僕は車内でポケットWiFiを使っていますが、不便なところもあります。

この記事では車で使えるWiFiについて2つの方法とそのメリットとデメリットをご紹介します。

 

 

車でWiFiを使うおすすめの方法

結論から言うと、車内で使えるWiFi環境として、

  1. ポケットWiFi
  2. 車載専用WiFi

の2つがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあります。

詳しく見ていきたいと思います。

 

車内のWiFiにポケットWiFiを使う方法

ポケットWiFiはよく知られた製品だと思います。

ネットワーク通信用のルーターで、ノートパソコンやタブレット、スマホをポケットWiFiに繋げばインターネットに接続できるというものです。

これを車内に持ち込めば、すぐに車内にWiFi環境を作ることができます。

実際に僕も車内でポケットWiFiを使っています。

自宅や出先でも使うので100GBと容量が大きくて月額3,250円と安い ポケットモバイル を利用しています。

ポケットモバイルは大手3社のキャリアの中から繋がりやすいものを自動的に選んでくれるので、車に乗っていると田舎や山間部などを走ることもありますが、今の所接続が切れて問題になったことはありません。

インターネット通信はこれで問題なく実現できます。

実用上は問題なさそうです。

ところが、車で使うときに少し不便に感じることもあります。

それは、

  • 電源ONを車に乗る度にやらないといけない
  • WiFiの利用可能な動作温度の範囲が狭い
  • 車内に置いたままにできない

といった点です。

それぞれ詳しく説明していきます。

 

電源ONを車に乗る度にやらないといけない

ポケットWiFiの電源を車に乗るタイミングで入れないといけません。

これが結構面倒でした。

エンジンかけて、鞄からポケットWiFiを取り出して、スイッチをONにして・・という様にひと手間必要になります。

毎回これをやるとなると面倒なんですよね。

できれば、エンジンに連動して電源が入るのが理想ですね。

それとポケットWiFiの充電にも気を配る必要があります。

まぁ最悪の場合は車にUSBポートがあるので、そこから充電すればOKです。

でもケーブルを繋ぐという手間が増えてしまいます。

 

WiFiの利用可能な動作温度の範囲が狭い

夏場は高温になります。

車に乗ってクーラーで冷えるまで温度が高いままです。

さらに冬場は寒い。

場所によっては氷点下まで下がりますが、こちらもエンジンをかけて温まるまでは室内の温度は低いまま。

車内は一般的なポケットWiFiの動作保証温度の範囲を超えています。

僕が使っているポケットWiFiの場合、動作保証温度は0℃〜35℃なので、車内が極端に暑いor寒い場合は使えません。

 

車内に置いたままにできない

毎回車に乗る度にポケットWiFiを持ち込むのは面倒です。

できれば車内に置いたままにしたいのですが、高温になる車内に放置しないように説明書に明確に書かれています。

バッテリーがあるので爆発する可能性もあり危険ですので絶対にやめましょう。

どんなに面倒でも車から降りる時はポケットWiFiも下ろす必要があります。

 

車内のWiFiに専用の車載WiFiを使う方法

ポケットWiFiでの問題点をまるっと解決してくれるのが、車載を前提として設計されたWiFiです。

これまで有力な製品が出ていませんでしたが、カロッツェリアから車載専用WiFi DCT-WR100Dが発表されました。

発売は2020年12月ですが、すでにいろいろと情報が出てきています。

シガーソケットから電源を供給する形で、エンジンと連動してONになります。

-10℃〜60℃まで対応なので、夏でも冬でも安心して使えますね。

もちろん、車内に設置したままでOKです。

ポケットWiFiの課題を完全に克服しているあたり、さすが車載専用に設計されたWiFiです。

しかも通信容量が無制限!

さらにあまり車に乗らない方には1日だけのプランがあるなど、利用者のニーズに合った通信プランが用意されています。

通信量が無駄にならず、お金も節約できますね。

 

もちろん、車載専用ということは、自宅で使ったり、車外に持ち出して利用するということはできません。

自宅や外出先でもWiFiを使いたいということであれば、ポケットWiFiを利用することをおすすめします。

 

まとめ:車内のWiFiは車載専用DCT-WR100Dが便利

車内のWiFi環境について長年考えてきて、とりあえずポケットWiFiを使うという方法で落ち着いていました。

ポケットWiFiでも利用する上で問題はないのですが、やや不便を感じるところもありました。

ついにカロッツェリアから車載WiFiのDCT-WR100Dが出ることになり、ポケットWiFiの弱点が克服できます。

発売はまだ先ですが、今のところこれが車内WiFiのベストプラクティスだと思います。

ただし、利用の環境や方法次第ではポケットWiFiが優位な場合もあるはずです。

私のように自宅や出先でもWiFiを必要としている場合はどうしてもポケットWiFiも必要になります。

まぁ ポケットモバイル は月額3,250円とかなりお安く使えますので、DCT-WR100Dと併用してもいいかもしれません。

ご自身の利用状況をもとに決めていただくのが良いでしょう。

カロッツェリアの車載WiFi DCT-WR100D のメリットとデメリット

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