ポルシェの981ケイマンの中古車相場の価格がどんな感じなのかWebに乗っている全個体を調べてみました。
981と呼ばれるケイマンは718の1つ前のモデルですが6気筒のエンジンが人気があり、今も中古車市場で人気の車種です。
中古車サイトを見れば価格は分かりますが、中古車価格は走行距離と年式に大きく影響を受けますので、相場がどのような感じなのかひと目では分かりにくいと思います。
そこで、本記事では2020年8月下旬の価格・走行距離・年式と価格の関係を調査した結果を共有させていただこうと思います。
すでに981ケイマンをお持ちの方は、仮に売った場合にどの程度の価格になるのか、購入しようとしている方は走行距離と年式ごとにどの程度の価格なのか、そして購入しようとしている個体が市場価格より高いor低いかが一目瞭然です。
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目次
ポルシェ981ケイマンの価格相場
この記事では、
- 981ケイマン PDK
- 981ケイマンS PDK
- 981ケイマン GTS
の価格について調査しました。
調査は2020年8月下旬で、価格が応相談になっているものはサンプルから省いています。
981ケイマン PDKの相場
981ケイマンの価格からHeatmapを作成しました。
横軸は年式、縦軸は走行距離(単位:万Km)で、数字は価格(単位:万円)の中央値を表しています。
縦軸ですが、例えば0.5と書かれているところは0.5万Km以上1.0万Km未満までの走行距離ということを表しています。
価格が高いほうから低いほうへ「赤→黄→青」の順に色分けしています。
ポルシェ981ケイマンPDKを売りたい方
お持ちの車の年式と走行距離をこのグラフに当てはめていただくと、おおよその買取価格を推測することができます。
例えば、2015年式で走行距離が1.8万Kmだとしましょう。
この場合、販売価格は550万円ですのでここから買取価格を推測することが可能です。
売却を考えているオーナーさんは参考になるかと思います。
ポルシェ 981ケイマンPDKを買いたい方
素の981ケイマンのPDKモデルを買いたいと思っている方は、予算から買える車のコンディションというのがおおよそ分かります。
例えば、予算が500万円以下でできるだけ新しい年式が欲しいという場合は、2016年モデルは買えず、2015年モデルの走行距離が3万Km以上の個体、もしくはより古い年式から探す必要があるということがすぐに分かります。
また、2013年の2.5万Kmや3万Kmあたりがお買い得感がありそうです。
ただし、車体の色やオプションなどで少し価格が変わってきます。
実際にはその個体を見てみないとお買い得と言えるかは判断できませんので、その点はご了承ください。
ポルシェ 981ケイマンS PDKの相場
素のモデルのひとつ上のモデルがPDKです。
同様にHeatmapを作成しました。
ポルシェ 981ケイマンS PDKを売りたい方
例えば、2013年型の場合、4.5万Km以上でそれほど価格に差がないことが分かります。
8万Kmぐらいでも500万円弱というのは凄いですよね。
人気が高いということでしょうか。
ポルシェ 981ケイマンS PDKを買いたい方
2014年、2015年あたりは5万Kmあたりに大きなギャップがありそうです。
5万Kmを超えると価格が500万円を切ってきますのでお買い得感が出ますね。
このあたりでパーツの交換などが入るのかもしれません。
何れにしても、お得な個体をお探しの方はこのあたりが狙い目かも!?
ポルシェ 981ケイマンGTSの相場
GTSはコスパの良さという観点からも新車で人気があるモデルです。
市場に出回っている個体数が10程度で少ないのですが、Heatmapを作成しました。
個体数が少ないのでこのような統計値で語るには適していませんが、参考値としてご覧ください。
ポルシェ 981ケイマンGTSを売りたい方
新車価格で1,000万円ぐらいですので、中古車でもそれなりに価格が高いことが分かります。
どの個体も700万円超えで、走行距離0.5万Kmぐらいですと2015年も2016年も900万円近い価格ですね。
リセールバリューの高さは凄いようです。
ポルシェ 981ケイマンGTSを買いたい方
思ったよりも走行距離が短いものが市場に出回っていますね。
普段使いというよりはセカンドカーなどの利用が多かったのでしょうか。
サーキット利用も範疇に入ってきますので、走行距離が短い個体でも購入の際には車体の細かなチェックを入れておいたほうが良さそうです。
まとめ
2020年8月現在の価格をベースに解析してみましたが、リセールバリューの高さが目立ちました。
中古車価格は基本的に需要と供給のバランスの上に成り立っています。
1つ前のモデルですが6気筒最後のモデルということもあり、強気の価格設定の様子が分かりますね。
売りたい方にとっては良いと思いますし、買いたい方にとっては慎重に個体を選ぶ必要がありそうです。
中古車の検索サイトで気になった個体があれば、ここで紹介したHeatmapと照らし合わせて価格の妥当性をチェックしていただくのが良いかと思います。