認定中古車を買うメリットは何か気になりますよね。
ディーラーが出しているから安心はできそうだけど、普通の中古車よりも割高なことがあり、ぼったくられているのではなかと不安になるのも分かります。
実際にはそんなことありません。
認定中古車でしか得られないメリットがあります。
そこで本記事では、認定中古車のメリットについて詳しく説明します。
認定中古車を買う3つのメリット
結論から言うと認定中古車を選ぶメリットは3つあります。
それは、
- 素性が分かる
- 保証がある
- 信頼がある
です。
それぞれについて詳しく見ていきます。
素性が分かる
車を新車で買った場合、その車のメンテナンスは基本的に購入したディーラーで行います。
そしてその車をディーラーが買い取って、基準を満たしているかチェックします。
チェックの結果合格であれば認定中古車として販売されることになります。
チェック項目などはディーラーによって異なりますが、各社厳しい基準を設けています。
そうした厳しい基準があるからこそ、独自の保証を付けることができるという訳ですね。
どこで整備しても履歴が残りますが、ディーラーは新車のときから整備をやっているのでは自分たちが面倒を見てきた車両ですからどのようなオーナーがどのように乗っていたかをされているかすべて把握できています。
このようにその車両の素性が分かっているというのが大きなポイントです。
一般的に、普通の中古車を販売しているところは、新車のころからその車の面倒を見るということはありません。
素性を知っているディーラーだからこそ自信を持って認定中古車として販売できるということでもあります。
保証がある
新車であっても中古車でも、どうしてもトラブルが発生する可能性はあります。
これは自動車のような複雑な工業製品ではある意味仕方なのないことで、避けることができないと思います。
問題はトラブルが起きた後です。
新車であればトラブルが発生してもディーラーですぐに対応してもらえるでしょう。
場合によっては無償で対処してくれると思います。
それが中古車だとそう簡単ではありません。
一般の中古車の場合はほとんど保証がありません。
保証を付けているところがありますが、数ヶ月など短いところがほとんどですし、走行距離にも制限があります。
ところが、認定中古車の場合はこの保証が一気に手厚くなります。
例えばレクサスの場合、2年間走行距離に関わらず保証書記載の無料修理をうたっています。
しかも、メンテナンスプログラムまで付いていて、2免官は無料で定期点検とメンテナンスをやってくれます。
保証の内容はメーカーごとに異なりますが、このように手厚い保証があるのは認定中古車のメリットです。
認定中古車はやや割高感があると思いますが、このような手厚い保証を考えると納得ですよね。
信頼がある
一般の中古車販売業者では、お店と客との付き合いは長くありません。
悪い言い方をするとお店としては売ったらそれまでで、その後はほとんど付き合いはないはずです。
次に乗り換えるときに中古車を選んでも、そのお店から買うとは限りませんからね。
つまり、一般の中古車販売店はお店と客との間に信頼関係を築く必要性がないのです。
一方、認定中古車を売っているディーラーは信頼関係を重要視します。
ディーラーと客の間に信頼関係が生まれれば、次に車を新車で買う場合にそのディーラーで買ってくれる可能性が高まります。
ディーラーはそもそも新車の販売台数を上げる必要があり、認定中古車はそのメーカーへの入り口として捉えている側面もあるはずです。
したがって、認定中古車で売る車のコンディションには相当気を遣います。
万一認定中古車を買った後に不具合が発生しても、丁寧に対応してくれるはずです。
また、信頼関係を構築しておけば、次に車をそのディーラーで買うときに、高めの金額で今の車を下取りしてくれる可能性もあるなど、お互いにとってメリットがあります。
普通、信頼というのは金では簡単に変えませんが、認定中古車の価格の高さにはこのような信頼が現れているとも言えます。
まとめ
中古車を選ぶ時に認定中古車がある場合は悩む方も多いと思います。
『高いけど安心できそう』という感じだと思いますが、上記の説明で高い理由、安心できる理由を納得していただけましたでしょうか。
僕は高級外車など修理費が高くなる傾向にある車は、できるだけ認定中古車の中から選ぶのが良いと思います。
国産車の場合は故障も少ないですし、故障しても修理費がそれほど高くないと思いますので、認定中古車でなくとも良いかもしれません。
素性が分かる、保証がある、信頼がある、という点にどれだけの価値を見出すかで、認定中古車を選ぶかどうかを決めていただくのが良いでしょう。